最近では、健康意識の高まりから「無添加」という言葉を耳にすることが増えてきました。 「無添加」と聞くと、身体に優しいといったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。一方で、無添加について正しく理解している人は少ないように感じます。
そこで、今回は無添加の基本から近年増えている無添加商品について徹底解説致します。
あなたは正しく理解できていますか?流行の無添加とは?
「無添加」と聞くと、「添加物がまったく入っていない」とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかしながら、それは誤解です。無添加とは、「特定の添加物が入っていない」ことを指します。 この説明だとわかりにくく、ピンと来ない方もいることと思いますが、お店で買うと色が鮮やかで形もきれいで数か月は持つのに、家で作ると同じような色合いにならず焦げて形が崩れ、3日ほどで傷んでしまうものってありませんか? たとえば、自宅で作った梅干しに比べ市販の梅干しは赤みがきれいだったり、家で作るカレーは数日しかもたなくても、市販のレトルトカレーは保存食として何か月も持ったりと。こうした見た目がよく日持ちする商品に添加物が含まれています。 添加物がどのような食品に含まれているかはイメージ出来たと思いますが、実際のところ、添加物には明確な定義は存在していません。そのため、無添加にもはっきりとした規定はないのです。つまり、無添加と記載のある商品であっても「何が添加されていないのか」は商品ごとに異なります。