最近では、健康意識の高まりから「無添加」という言葉を耳にすることが増えてきました。 「無添加」と聞くと、身体に優しいといったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。一方で、無添加について正しく理解している人は少ないように感じます。 そこで、今回は無添加の基本から近年増えている無添加商品について徹底解説致します。

あなたは正しく理解できていますか?流行の無添加とは?

 無添加

「無添加」と聞くと、「添加物がまったく入っていない」とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかしながら、それは誤解です。無添加とは、「特定の添加物が入っていない」ことを指します。 この説明だとわかりにくく、ピンと来ない方もいることと思いますが、お店で買うと色が鮮やかで形もきれいで数か月は持つのに、家で作ると同じような色合いにならず焦げて形が崩れ、3日ほどで傷んでしまうものってありませんか? たとえば、自宅で作った梅干しに比べ市販の梅干しは赤みがきれいだったり、家で作るカレーは数日しかもたなくても、市販のレトルトカレーは保存食として何か月も持ったりと。こうした見た目がよく日持ちする商品に添加物が含まれています。 添加物がどのような食品に含まれているかはイメージ出来たと思いますが、実際のところ、添加物には明確な定義は存在していません。そのため、無添加にもはっきりとした規定はないのです。つまり、無添加と記載のある商品であっても「何が添加されていないのか」は商品ごとに異なります。

実は簡単!今からすぐにわかる添加物の見方

「無添加」と記載があっても、「何が添加されていないのか」は商品によって異なるとお伝えしましたが、添加物が含まれているものを簡単に見る方法があります。 それは、原材料の最後を見るという方法。 食品衛生法によると、食品添加物は原材料の最後に記載するというルールがあります。これは、食品と添加物の区別をわかりやすくするためです。食品と添加物は改行で区切られているか、「/」の記号を使う、あるいは、「添加物」という欄を設けて区切られています。今お近くにある食品でぜひ確認してみてください。

自然な焼き目は添加物を使用していない証拠

神バナナチーズケーキ

神バナナチーズケーキは、チースケーキに欠かせないクリームチーズから下地のクッキーに至るまで、可能な限り添加物を使用せずに仕上げています。 添加物をほとんど使用していないために焦げてしまったり、形が崩れてしまったり、一筋縄ではいかず完成までに4か月の期間を要しましたが、試行錯誤の結果、自然な焼き目の今の神バナナチーズケーキが完成しました。 神バナナチーズケーキの表面に焼き目がついているのは添加物をほとんど使用していない証拠なのです。
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